★4 | 若いときからブレッソンを見ていますが、これだけが波長がまったく違っています。静謐さがない。暴力的。余裕がない。遺作なんですよね。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | 暴力シーンを一切画面には映さないのに、滲み出るこの不吉さ、禍々しさ。音の使い方といい、カットとカットの繋ぎ方といい、全編がもう驚きの連続。主人公が斧を振り上げるただのワンカットに、凡百のアクションやホラーが束になっても勝てるかどうか。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★5 | 余分な脂肪分をそぎ落としたような映画だ! (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 各シーンは短く刈り込まれて、時には切れ味鋭く、斧を振り上げたシーンなんぞはドキッと息が止るほどだ。内容的には、製作から30年たった現在(2013年)こういう社会の不条理人間不信は、よく聞く当たり前の話になり下がり、新鮮味はなくなった。先見の明という点ではさすがだと思う。 (KEI) | [投票] |
★5 | ブレッソンという人は映画史から徹底的に孤立した存在だったんだな。これほど怖くて美しい映画を、これ以後の映画史は持ちうるのだろうか。 (岡田和雄) | [投票(2)] |
★4 | 前半は詩情漂う美しい映画。後半はどうということはないつまらない映画。 [review] (田原木) | [投票] |
★5 | 失ったものを取り戻すには、あこがれだけじゃダメなのだ。 [review] (にくじゃが) | [投票(10)] |
★5 | 後悔も罪悪感も快楽も感じられない感情不在の顔が恐かった。だからこそ、存在感が強烈に強く、無の概念を示すかの様にも感じられた。観るに対し、見事に逆説を捕らえた監督の、荒業の策略に嵌った。崇高なまでの完璧な即物性が描かれている。 (かっきー) | [投票(2)] |