★3 | ロメール翁らしさであるセリフの洪水は相変わらずだが、やはり実験作以上のものに過ぎないだろう(81歳で実験てのもすごいが)。フランス近代史を予習してから観るが吉。[シャンテ・シネ3/SRD] (Yasu) | [投票] |
★3 | フランス革命裏話?絵の合成シーン(CGといってもほとんどただの背景画)はまるで教育テレビの子供向け番組みたいだった。やはり映画はフィルムでお願いしたい。 (tomcot) | [投票] |
★4 | 華やかな王朝絵巻とでもされがちな素材を、しっかりした人物描写によりリアルな人間ドラマとして再現。なにより、浮ついた感じのないのがいい。 [review] (G31) | [投票] |
★3 | 軍靴、ギロチンの軋み、狂熱と恐怖の叫びが、音楽に取って代わった不幸な時代。貴族や為政者の怠慢は赦しがたいが、モラル無き世もまた闇だ。最近のヨーロッパには「現代の自由」の是非に付いて本気で考えさせられる映画が多い。 [review] (町田) | [投票(1)] |
★4 | 絵画を背景に用いる手法は、映画の平面性、虚構性と共に、絵具をキャンバスに塗り込めた物としての絵画に潜む生々しいドキュメンタリー性を顕在化させる。歴史と映像の、革新と保守の間での、ロメールの徹底的な中間性。 [review] (煽尼采) | [投票] |