港雄一の映画ファンのコメント
緋牡丹博徒 花札勝負(1969/日) |
筋が優先され義理が支配するがんじがらめの渡世の隙間に、お竜(藤)、西之丸親分(アラカン)、花岡(高倉)それぞれの人情と愛情の機微が見え隠れするさまが心地よいカタルシスとなる。お時・バケ安夫婦(沢淑子・汐路章)の運命も切なく涙を誘う。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
本作の情感は類作から頭ひとつ抜けている。脇役端役を腰を据えて描く、しかも藤純子の造形深化との往還において描くという方法が徹底されているためだろう。スキップだらけのフィルムは痛々しい。復旧を乞う。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
主役はアラカン親分です。そして俺は不死身の富士松(待田京介)ファン。 [review] (町田) | [投票(2)] |