★4 | ドラマとしては意外やもたついた演出ぶりで、あまり練られてないなあとは思ったけれど、でもこの映画の心底からのテーマは自由であります。人間が人間を規制することの空しさと馬鹿馬鹿しさとそれからの解放をうたっています。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★5 | ROCKがF**Kより汚くなかった時代の、ブリティッシュ・ロック梁山泊興亡史。全体にコメディ的演出にもかかわらず、ポップな味付けの演出は手堅い正攻法であり、そこはかとなく漂う英国式ユーモアにも嫌味がない。下ネタをもスタイリッシュに料理するその作風はハリウッドにはなかなか真似出来まい。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★5 | 音楽とSEX。世界にはそれしかないような割り切った描き方が時代を感じて心地よい。舞台がほぼ船の上ということもあって世間と隔絶した見せ方が出来たのはラッキー。『ラブ・アクチュアリー』のような極上の繊細さは感じられなかったが、アレはアレ、コレはコレ。不満はラストの展開(唐突過ぎ)のみ。品行方正の英国紳士とは言い難いけど、やっぱビル・ナイはカッコイイ。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★3 | 思ったよりも六割増しで馬鹿映画。海賊ラジオ局を舞台とする必然性に乏しい挿話群はその連携においてもちぐはぐで、キャラクタの造型には深度が認められない。馬鹿すぎて幸福感が減じてもいる。しかし何とも人のよさそうな顔ばかりが並んでいてどうにも憎めない。友情がどうのと云われて鼻白まないのもそのためだ。 [review] (3819695) | [投票(4)] |