★4 | 最初の出だしから展開が面白く、即映画に入っていける。しかし、途中たれるところのあるのはデビュー作であれば仕方のないところ。熊井啓の真っ直ぐな気持ちが全体に伝わってくる。秀作。 (セント) | [投票] |
★3 | 熊井の思いと気負いが鬩ぎ合ったのか、事件に直接関係するシーンとそれ以外のシーンのバランスが至極悪い。それにしても初監督作でこれを持って来るか。よっぽどの自信家、もしくは「映画の力」を信じていたのだろう。現実の未解決事件を映像化する時には割切った視点は不可欠。そういう意味ではこのラストへの導きは正しい。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★4 | 冤罪だった可能性もある本事件だとすれば、被告に対する「疑わしきは罰せず」は程々に、GHQ(731)絡みに対してはピシャリと「疑わしきは黙せ」。時代背景からすれば致し方無いのだろうが…じゃあ今現在は?トカゲの尻尾切りの横行…新聞記者達の矜持を持って取り組む姿勢は熱気に溢れていたからこそ、結局屈した形になってしまったのがある意味寒々しい余韻を残す(デスク含めみんな笑顔だった…) (クワドラAS) | [投票] |
★4 | 平沢貞通を中心に描いているのではなく、記者が事件の真相を追及し奮戦する姿が色濃い。 [review] (TOMIMORI) | [投票(2)] |