★5 | 傑作。聞きしに勝る素晴らしいオープニング。大俯瞰の馬車。右手に雲の影。馬車を御するのは主人公バリー・サリヴァン。停止する馬車の前から40頭の騎馬が走り抜けていく。一番前は女主人のバーバラ・スタンウィックだ。何が良いって馬車の馬の驚いて慌てる様がいい。ここまでがアヴァン・タイトル。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 時間経過が驚くべき速度で描かれる。最初の対決といい、本作でもフラーのアップショットはいささかも心理的でない。「顔そのものの露呈」(塩田明彦の「映画術」)とはこのようなアップのことを指すのだろう。監督自身がプロデュースしたことによって、西部劇という縛られた枠組みの中ではあまり見られない、自由度の高い演出も多い。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ボスの弟があまりにもボンクラなためやや緊迫感に欠ける。だが終盤の急展開は素晴らしかった。叙情的な挿入歌と暗黒な雰囲気のギャップがいい。 (ハム) | [投票] |
★4 | 冒頭シーンが有名だが、確かに圧倒される。フラーといえば、「裸のキッス」でも度肝を抜かれたものだが。女王スタンウィックは依然美しいが、貫禄も出てきている。 (丹下左膳) | [投票] |