★3 | シリーズ最終作という事で、それなりの盛り上がりを見せるが、着地点を見失ったかのようなラスト。新珠三千代の笑い声も、あざ笑ってるかのように聞こえる。崇高と言えば、言えなくもないが。['06.3.1DVD] [review] (直人) | [投票(3)] |
★5 | 梶の周りの状況は、話が進む毎に酷くなっていく。が、梶の不屈の精神は続く試練をものともしない。ラストは壮絶だ。これが愛の映画でなくて、何をそれと呼ぶのか。反戦映画?そんなものはとっくに超えている。滂沱と歓喜を。 (KEI) | [投票] |
★5 | これは間違いなく家族の映画だ。戦争映画の体をなした愛の映画だ。反戦を謳うには、やはり愛の力をもって説明するのが絶大な威力を持つことが証明された瞬間。レヴューは5部と6部に分けて書いた。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 終盤主人公が直面する地獄と彷徨は、現実に同胞を襲った悲劇であり胸にせまる。題名の「人間の條件」とは何なのか。考え込まずにはいられない。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★4 | 鉱山でのほどこしの強者から、軍の階級という権威暴力の受け皿を経て、日・中・ソと強弱逆転する混沌のなか、ついに梶(仲代)の正義はベクトルを失う。理想の喪失などという絵空ごとですまないのが岸田今日子、中村玉緒、高峰秀子ら生身の女の悲惨。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |