シャムロン・ムーアの映画ファンのコメント
ゾンビ・ストリッパーズ(2008/米)が好きな人 | ファンを表示する |
TAR/ター(2022/米) |
主人公はカリカチュアライズされた多くのピースで造形され無機的だ。人物としては感情移入しようがないのだが、場面場面ではピースが作用するので受け手の感情は揺さぶられる。受け手の価値観で様々な解釈が可能。こんな映画は観たことがない。凄い映画だと思う。 (Lacan,J) | [投票(2)] | |
だからベルリン・フィルは嫌いなんだ・・・という冗談(?)は措くが、兎も角人間たちが首を絞め合い足を引っ張り合う窒息状態で、「延々そんな話かい」とうんざりさせられる(誰もまともに音楽の話をしていない)。裏テーマとして、はるか天上から、その乱痴気騒ぎを後目に「音楽の本質」が静かに嘲りを投げかけているイメージがある。『アマデウス』におけるモーツアルトの嘲笑に近いものを感じる。 [review] (DSCH) | [投票(3)] | |
不在の亡霊を含めてターと鬩ぎ合う4人の女たち。その演劇的構図の一方で公開質疑・大学での講義・同僚や師との対話といった長尺シークェンスが醸す業界の空気と軋轢。行間を省いた語り口はやがてパラノイアな妄想へ連結していく。ただ終盤の着地は有りがち。 (けにろん) | [投票(1)] |