★4 | 陰陽両極に振れ切った2キャラの狭間でノーブルな正調小津世界が粛々と展開していく。その曲球めいた構造に於いて異彩だが、冒頭執拗に繰り返される秀子のペロ出しは2人の覚悟の宣戦布告。ラストの感情の揺らぎを断ち切る矜持に居住まいを正す思い。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | それなりに小津ファンは楽しめる。しかし、小説的というべきか、文学的というべきか、あまりに現実から乖離しているから、こちらも宙返りぐらいしないとまともに見れない。上原謙の爽やかさ、田中絹代の情念は十分感得でき、加点します。 (セント) | [投票] |
★3 | 小津監督にとっては異色作であると同時に代表作の一本というややこしい作品。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★5 | 今(2024)でも通用するテーマではないか。若者はいつの世も、古いのはダメだ、新しいモノでなきゃ、と言う。私も昔そうだった。でも映画じゃないが、「新しいモノって古くならないモノじゃないのか」。それならそれは何だろう、というのがテーマだ。
[review] (KEI) | [投票] |
★4 | 結局、この映画における“夫婦”って何だったのだろうなぁ。(2008/07) (秦野さくら) | [投票] |
★3 | 高峰秀子がいなければ2点。(05・12・13) [review] (山本美容室) | [投票] |