★5 | この映画でクラウディア・カルディナーレのとりこになった。『恐るべき子供たち』にも通じる姉弟の近親相関的愛情と耽美的映像が麻薬的。『山猫』と共にヴィスコンティで最も好きな作品。 (風間☆YUI) | [投票(1)] |
★5 | CCの切れ長で黒目?の大きな怒ったような眼が、ナンヌッツィのべたっとしたモノクロの画面と妙に合っていた。下品さがたまらない。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | 姉と弟の黄金色に彩られた禁断の関係が、大人への成長という時間の腐食作用によって息の根を止められていく。故郷ボルテッラの家の描写が圧倒的だ。風の吹く夜の庭も、地下の貯水場も、母の暖炉のある部屋も窒息しそうなくらいの緊張感に満ちる。この映画の空気はまるで粘液のようだ。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | ビスコンティまでもがと、60年代映画界を席巻した悪しき風潮ともいえる前半の無意味なパンとズーミングに苛立つが、いつしか映画はクラウディア・カルディナーレが発散する成金の娘特有の、華やかかつ下卑な官能美に支配され、心ゆすぶられっぱなしでありました。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | この素敵なタイトルで象徴させようとしたものは、やはり、近親相姦をもイノセンスなものということなのか。 [review] (ALPACA) | [投票] |
★5 | 貯水場の中の螺旋階段を中ほどまで駆け下り、ぐっと外側に身を乗り出す美しい野獣のようなカルディナーレ。建築美と肉体美の融合した空間に嘆息・・・ (くろねずみ) | [投票(1)] |