★2 | 朗々と悲劇が語られ先鋭的アジテーションや告発がなされるのかと思いきや、サイレント時代のエイゼンシュテインを彷彿とさせる映像優先ぶりは監督山村聡の計算か、撮影監督宮島義勇のたくらみか。この映画エリート臭で、当時の大衆にコミットできたか疑問。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 上映時間の三分の二が船内の猥雑さ、支配者階級の残虐さを丹念に描いてて面白みに欠けるが、その分終盤の労働者たちの反乱は、説得力あるし圧巻。ラストはあまりに理不尽でやるせない。監督自ら主演(その割にはちょっとしか出ない)した、山村聰はミスキャスト。['05.4.10京都文化博物館] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 「蟹・光線」という怪獣ものだと思い込んでいたものだ、昔。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 蟹工船という北海上の牢獄こそが主役。当時の蟹漁の現実こそが主演。☆4.3点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★4 | 原作のリアリズムはそのままで、いや映像を生かしてそれ以上の迫力あるものになった。プロレタリア映画というより、普通の一般映画として観れるのがいい。
[review] (KEI) | [投票] |