「鏡花幻想」(は津美)の映画ファンのコメント
瀧の白糸(1933/日) 日本橋(1956/日) 折鶴お千(1935/日) 滝の白糸(1952/日) 草迷宮(1979/日) 夜叉ヶ池(1979/日) 歌行燈(1943/日) 婦系図(総集編)(1942/日) 外科室(1992/日) 天守物語(1995/日) 帝都物語(1988/日) 陽炎座(1981/日)が好きな人 | ファンを表示する |
寒山拾得のコメント |
瀧の白糸(1933/日) | ミゾグチのサイレント期の代表作と呼ぶに相応しい神業の如き構図の連発。収束の脱落が実に残念。 [review] | [投票(1)] | |
折鶴お千(1935/日) | サイレントの字幕が入ると、当たり前だが長回しがブツ切れになる。これが厭で溝口はトーキーに早々と乗り換えたんではなかろうかと思った。前半は退屈だが後半盛り上がる。山田五十鈴 の狂女が凄まじい。 | [投票] | |
歌行燈(1943/日) | 肝心の山田五十鈴の舞をぶつ切りにするのが信じられない。ナルセの芸道ものはミゾグチに比べて著しく劣る。しかも話が詰まらない。 [review] | [投票] | |
婦系図(総集編)(1942/日) | 何んて瑞々しいフィルムなんだ。緑波の捻じ込み辺りから後はもう痺れっぱなし。マキノも三浦光雄も五十鈴も箆棒に凄い。対抗馬はもう『残菊物語』しか思い浮かばない。ロシアに行ったら完全版が観れるの? [review] | [投票] | |
帝都物語(1988/日) | 大林系列のお遊び美術とハリーハウゼン式怪獣による仕方のないオカルト。制作者にとって将門の怨念がネタに過ぎないのが丸判りで全ての詠嘆が空々しい。 [review] | [投票(1)] | |
陽炎座(1981/日) | 『ツィゴイネルワイゼン』のように恐怖譚を地道に綴るでもなく、『カポネ』のように冗談で弾けるでもなく中途半端で、漫然と繋げた没フィルムの束を観せられたような印象。実際それが狙いではないのだろうか。 [review] | [投票(2)] |