荒戸源次郎の映画ファンのコメント
ナム太郎のコメント |
赤目四十八瀧心中未遂(2003/日) | 車谷長吉をして「私が書いた小説より凄いと思うた」と言わしめた映像の力は本物。特に「尼」の男女が多数が絡み合う中盤までが圧倒的。役者では大楠道代と寺島しのぶに心底ゾクゾクした。総じて言うと荒戸源次郎の映画への執着を感じる作品。 | [投票] | |
どついたるねん(1989/日) | 「鮮烈」とはこの映画のためにある言葉だ。それは赤井英和のパンチをも上回る阪本順治の若々しい力強さに対する最大の賛辞でもある。相楽晴子はこの映画で映画史に名を刻んだと言ってもよい程スバラシイ。これは面白い。最高だ。 | [投票(2)] | |
鉄拳 TEKKEN(1990/日) | 「強烈」とはこの映画のためにある言葉だ。それは大和武士のパンチをも上回る阪本順治の若々しい無鉄砲さが生んだ最大の惨事でもある。桐島かれんが出演者リストを見なければ思い出せないようではツライ。でも面白いのはさすがだが。 | [投票(1)] | |
トカレフ(1994/日) | 阪本順治の頭にあったのは、漠然とした物語と確固たる画。そしてその確固たる画の集約こそが映画であるという確信。その確信の中、拳銃は置かれるべくして置かれ、引き金は引かれるべくして引かれたのだ。 | [投票(3)] |