『この世界の片隅に』の後に鑑賞。

『この世界』は確かに良い作品だけど、自分の中ではあまり評価高くなかったんですね。なんせ、キャラデザはもちろん、原作漫画の間や空気感をそのままアニメ化したみたいで（それはそれですごいのだが）。

で、マイマイ新子。余計なことを考えさせないテンポの良さと、魅力的なキャラ。平安時代がオーバーラップする映像的楽しさ。

すぐに高樹のぶ子の原作買って読みました。もちろん面白いのだが原作は小説なのでキャラデザとかは完全オリジナル。というか、この田園風景も平安世界も「この世界」は完全に片瀬監督のものだと確信しました。

貴伊子の喪失感や金魚のよみがえりにもヒリヒリしたけど、なにより新子と辰吉の仇討ち（と言うか道行き？）に泣かされたので5点。

「へじゃけえ貴伊子、明日はおめえも笑え。明日の約束でよ。明日はここへおるみんなで笑おうやあ」 辰吉カッコいい！

「タツヨシ 行こうやあ。明日の約束の敵討ちっちゃ」新子姐さん、カッコいい！