深津絵里が超絶的に可愛い。

・脱ぎもせず(本来濡れ場なんて年相応なのに)

・キスもせず(画面どアップの擬似的サービスも無く)

・恋もせず(付き合ってる設定だけどTKOなら勝算あるように見せる演出の妙)

そう、この映画での彼女には例えばジブリ的な「少女性」を感じる。これを映し出す環境も本人の魅力も、並大抵の奇跡が同時に起こらなければ生まれないものが得てしてか生まれているのはまさに変化球のアイドル映画と言って評価しても良いポイント。

よって５点！

以上

え、全体の総評？

たしかに役者個々のキャスティングは良い。物語も面白そうだし、やろうとしてることも伝わる。

なのにそれらをまとめ繋げる監督としての手腕が下手過ぎ。雑では無く、下手。監督自身わかっているはずなのにそこに映画としての面白みが無い。

西田敏行の使い方はその典型であり今作のダメさの象徴で、本人自身の魅力に迫りすぎるあまり西田敏行が西田敏行の役しかしていない。

これは三谷監督作の演劇であり、映画ではないと割り切りました。

よって加点も減点も無し！