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[コメント] ホースメン(2008/カナダ=米)

久々にスカを引いた気分。チャン・ツィーの艶かしい姿態はそこそこ楽しめたが、彼女はいてもいなくてもどうでもいい映画だった。
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







あまりにありきたりすぎる話で、オチは途中からバレバレ。だから第四の騎士の正体は、とか言っても何の驚きもない。

おまけに設定もずさん。第四の騎士の最期は、どう見ても一人で吊り下げるのは無理そうだから共犯がいるのだろうが、それは一体どうなったんだか。おまけに「騎士は何万人といる。これが合図だ」といったところで何が起こるんだか。

デニス・クエイドがいくら力んでみたってくさいだけにしか見えないし、明日から大量の親、兄弟殺しか、その目の前での自殺が大発生するってことのなのか。

そんな思わせぶりなはったりよりは、いっそのこと最後はデニス・クエイドが宙吊りにされて息子に惨殺されて、息子がそれをネットで全世界に動画で中継、発信して「さあ、地獄がやってきたぞ」と叫ぶ、それに共鳴した狂信者の手によりチャン・ツィーも栄えある黙示録の騎士としてめでたく脱獄して微笑む、で「END」とかの方がよっぽどか、気が利いていると思う。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)わっこ[*] 小紫 takamari[*] やすべえ

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