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[コメント] アポロ13(1995/米)

私はこの映画を見る前に、ジム・ラベル本人が書いた本を読んでいたので、何が起こるか知っていたし、あまりハラハラ感はなかった。でも結末が分かっていても十分楽しめたし、何回も見たくなるような映画だった。それにしても役者さん達、本人達にそっくり(笑)
うりり

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







これを観て一番びっくりしたのは、登場人物(役者)が本人にそっくりだったという事だ。私はジム・ラベルが書いた本により、本人達の顔を写真で見て知っていたのだが、ジム・ラベル(トム・ハンクス)もどことなく似ていたし、マリリン・ラベルに関してはかなりのもんだ。極めつけはジーン・クランツ。似ているというか、うりふたつ。ここまで似ている人はあんまりいないんじゃないかな…。

役者の話がでたので一つ言いたいのだが…。ジャック・スワイガード役のケビン・ベーコン。すっっっごくかっこよかった!彼を観たいが為にもう一回見ようとしている私がいる…。

この映画の舞台は宇宙。だからもちろん無重力の状態でなければいけない。普通なら「どうやって撮ったんだろう?」と疑問に思うところなのだが、幸い私はこの映画にまつわるエピソードを聞いたか読んだかした事があった。 たぶんNASAの施設だと思うが、無重力の状態を数分間作り出せる機会があるらしい。たしか、筒状の部屋を落下させるんだったと思う。(普通は宇宙飛行士が訓練に使うらしい)その機会で数分ずつ、少しずつ撮影したらしい。きっとものすごく大変だったんだろうな…。

私はアポロ13号についてたくさんの物を見、読んだ。中1の頃理科の先生がアポロ13号の事件が起きた時の本物の映像を見せてくれたことがあった。(私は今、もう一度これを見たくて仕方がない。)ジム・ラベルが書いた本も読んだ。もちろん、この映画には、より映画的になるようにいくらか脚色はされてある。例えば、映画では最後の方でキャップコムの役目をしていたのはケン・マッティングリー(ゲイリー・シーニーズ)だったが、実際はそんな事は有り得ない。

でも、この映画はアポロ13号についてやたら詳しくなった私の期待を裏切らない、いい映画だった。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)uyo[*] 甘崎庵[*] ナム太郎[*] ロボトミー[*]

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