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[コメント] アポロ13(1995/米)

理系的思考から来る、「客観的な情熱」というのが生理的にとても好きです。「客観性=冷たい」と言う図式は、必ずしも当てはまらない。理系は熱い!(^▽^)/
uyo

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







電力にこだわるスタッフ、LEMの設計にプライドを見せるスタッフ、それぞれに心が熱い。

理系的思考の情の厚さが、よく表れているのは、主人公のお母さんの所に、希代の宇宙飛行士二名が派遣される所とか。「親しい人達と一緒に、心を一つにして息子の帰還を見守らせ」たりはしない。きっとそうしたら、たぶん悲しみも相乗効果になってしまう。沈着冷静で、心も温かく、とっさの判断にも信頼のおける優秀な人物を、老身であるお母さんの側に置くなんて、もーもー、憎いよNASA!!(>▽<)

主人公の過去の体験で、「戦闘機内の電気が消えたお影で、夜光の藻の光によって誘導された」と言うのがあったけど、今回は「風疹疑惑のおかげで地上に残らざるをえなかったケン」が、「藻の光」のように、船を助けるアイディアを思い付く。物事の巡りってふしぎなものだ。

(評価:★5)

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