[コメント] アメリカン・グラフィティ(1973/米)
場所・時代は違えど10代後半のほろ苦い体験、いわゆる青春ってやつですか。これは万国共通なのかなと、ちょっぴり感傷に耽りながら観てしまった。青春を完璧に謳歌したとは言えない俺にとって、もう一度経験できるなら本作の舞台となる町や仲間たちと過ごしてみたい。みんな男も女もいいやつばっかだった。
ラストで主人公たちのその後の消息を記しているが、ベトナム戦争を始めケネディ暗殺など、暗雲立ち込める時代へと突入する直前の輝きが見て取れて、それが逆に切なさを助長して何とも言えない気持ちにさせる。また、1973年に作られた事に、アメリカの気分やもがきがあるようで興味深い。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。