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ナッシュ13さんのコメント: 点数順

★4再会の街で(2007/米)印象的なのは9.11を扱う題材の中で、遺族とそうではない人の心理を同じレベルで描いたこと。ゼロの先にはプラスしかないことを、2人が神経をすり減らして罵り合うことで教えてくれる。山場がないようで、実は全編が山場のような120分間だ。 [review][投票(2)]
★4ラブソングができるまで(2007/米)幾分平坦でラブコメのコメの部分は殆どヒューさんが支配していたが、楽曲に限らず「創作って素晴らしい!!」とパワフルに伝えてくれた本作に感謝。恋愛とこれとは別物なのかもしれないが、両者を同時進行で完成させていく一石二鳥な作品だ。 [review][投票(2)]
★4フリック(2004/日)虚構と現実への挑戦。そしてあくまでも「誠実」に描き貫く意欲作。寒々しい苫小牧を映す固定カメラと、村田の心理を表現するえぐるようなカメラワークのギャップこそ作品の本質だろう。答えなど求める前に、真実とは計り知れないものなのだ。 [review][投票(2)]
★4ブラック・スネーク・モーン(2006/米)イメージと異なり、人生の岐路を描く温かい物語だった。ブルースを背景に、全く境遇の異なる2人が心を通わせていく。それでも、鎖まみれになって泣き叫ぶリッチの熱演や、洒落たタイトルロールなど、バランスのとれた格好良い作品でもある。 [review][投票(2)]
★4オーシャンズ13(2007/米)さくっと体感できるゲーム(犯罪)。「手玉に取る」とは、まさにこのこと。レトロ調だが何もかも最先端で、しかもスタイリッシュなのはシリーズの原点だ。ソダーバーグは忘れちゃいなかったのね。作品に重みはないんだが、これもありかなっと [review][投票(2)]
★440歳の童貞男(2005/米)40歳の童貞である前に、40歳の少年なんだな。正確には、少年のような心の持ち主。女性に対する境界線というか、一般的なアメリカ人との相違を大いに楽しめる。意外にもハートフルで、主人公をおとしいれる人物が皆無だからか気持ち良い作品だ。 [review][投票(2)]
★4ダークマン(1989/米)死霊のはらわた』で世に出た職人が『スパイダーマン』に辿り着くまでの間、1つの通過点となった作品がこれ。…なんだけど、全然進化してねぇ(笑)。苦悩する主人公、複雑なヒロイン、極悪一筋の悪党。サム・ライミはどこへもゆかない。 [review][投票(2)]
★4パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち(2003/米)「壮大」な話ではなく「小品」として老若男女が堪能できる海賊モノとして優秀。こぢんまりした上に、ファンタジック&デップやブルームのキャラが活きた漫画的な要素があるのも、成功した要因と言えるのでは。やっぱりディズニーです。 [review][投票(2)]
★4フライト・オブ・フェニックス(2004/米)ゴビ砂漠のど真ん中を舞台にしたアメリカ〜ンな映画。彼らは顔面を真っ黒にしながら水分を欲しているが、観ている自分はコーラを片手にポップコーンをほおばりたくなる内容だ。「プライド」に固執した抑揚のある脚本がずっと飽きさせない。 [review][投票(2)]
★4アメリカン・ナイトメア(2000/英=米)スプラッタホラーが、いかに社会情勢と密接に関係していたのか非常に勉強になった。巨匠と呼ばれる監督達は、やはり巨匠なのだと再認識。ゾンビにしろレザーフェイスにしろブギーマンにしろ、その存在意義は大きく、彼らは絶対に滅びない [review][投票(2)]
★4DEAR WENDY ディア・ウェンディ(2005/デンマーク=仏=独=英)少年達が銃を神格化させるにつれ、弾丸の重みが圧し掛かる。銃社会を痛烈に皮肉った作品ではあるが、少し違う。銃を生み出した人間達の危険な本能に注目したい作品なのだ。銃が魅せる美しさ。真正直に、そんな恐ろしくも強い根底がある。 [review][投票(2)]
★4ミート・ザ・ペアレンツ2(2004/米)豪華キャストが大真面目に馬鹿コメディに取り組む姿が素敵だ。前作よりも大胆で大雑把だが、これがくだらなすぎて笑えてくるんだよ。この下ネタ連発作品がコメディ歴代興行収入の記録を塗り替えたなんて、やっぱりアメリカって国は広い。 [review][投票(2)]
★413 ラブ 30 サーティーン・ラブ・サーティ(2004/米)典型的なファンタジーラブコメかと思いきや、予想以上の出来栄えに嬉しくなってしまった。ある日突然30歳の自分を生きることで「生きる喜びを噛み締める」っていう13歳の女の子の視点が、可愛らしくも強いメッセージを放っている [review][投票(2)]
★4コーチ・カーター(2005/米=独)信念の一言。逃げたい奴は逃げればいい、そして後悔すればいい。カーターの信念に感化されていく生徒達の気持ちの変化は見物。こいつらにとって「バスケは特別なんだ」という気持ちを示しているだけ、王道のスポ魂ものとは多少違う印象を受ける [review][投票(2)]
★4サンゲリア(1979/米=伊)ロメロゾンビと比べると、本当に新鮮味がある。やはりゾンビ映画は監督の「解釈」が面白さを左右する!また、アドベンチャーな中に人間の苦悩が渦巻くと、それが作品の完成度を高める!容赦無いゴアゴアシーンが興奮とお肉を鷲掴みだ! [review][投票(2)]
★4ポリスアカデミー2 全員出動!(1985/米)1作目のテンションを持続できている功績が大きい。とにかく「笑い」にこだわり、何をどうすれば面白いのか?という点を全て計算しながらも追及しているのだと思う。本気で。お馴染みの登場人物と新しい面々。これだけハジけてくれれば十分だ [review][投票(2)]
★4スタスキー&ハッチ(2004/米)必要以上に個性を追求するベン・スティラーオーウェン・ウィルソンにベタ惚れ。ワンシーンごとのぶつ切りな展開(笑いの数珠繋ぎ!)はいかにもトッド・フィリップスらしい。俳優に頼った脚本でも成功してしまうという良い例かな。 [review][投票(2)]
★4スイミング・プール(2003/仏=英)観光気分で南仏を味わっていたら痛い目に…。逆にその気分でラストを迎えたほうが良いのかも。オゾンの映像にぐいぐい引き込まれると、知らぬうちにその緻密なプロットの罠にはまる。テーマ曲の虜になりそうな自分がいるのもなんか怖い。 [review][投票(2)]
★4ゴーストワールド(2000/米)ゴーストの定義が次第に分かってくるような気分に。印象的なのは99%と1%の人の間に生じる温度差かな。それは曖昧のようで実は雲泥の差だったりする。ズウィゴフの美的感覚は大したもんだが、ソーラ・バーチの空気感も素敵だ。 [review][投票(2)]
★4コンフィデンス(2003/米=カナダ=独)なんて素人臭さの漂う詐欺師なんだ…と思いきや。正直すみませんでした(笑)。元々コンゲーム映画には弱い(騙される…)というのもあってか単純にエンターテイメントを満喫。映画の構成はあまり上手くないものの、気軽に楽しめたのでOK [review][投票(2)]