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[コメント] トットチャンネル(1987/日)

最初の頃、いかに映画界からテレビが下に見られてるのかがよく分かった…今や邦画はテレビの影響を受けすぎてるようにしか見えないけど、これが良いことなのか悪いことなのか…
甘崎庵

 黒柳徹子の原作を、大森一樹監督で料理した作品。

 メディア世界は日進月歩で、次々に技術が導入されて新しい映像表現が登場していく。その過程の話だが(『雨に唄えば』もその苦労話だ)、今まで映画とラジオしかなかったメディアがテレビとなる過程は、結構大変だったんだろうな。映画では使えないような女優を“売り”として使おうとするのは正しいことだろう。

 今でこそ大女優(?)というか、テレビではすっかりお馴染みとなった黒柳徹子だけど、やっぱり色々と苦労があったんだろうな。それにしても斉藤由貴のドジっぷりは、本当に天然じゃないの?と思わせるほど。見事なはまり役だったと思う。だけど、斉藤由貴はやっぱり斉藤由貴にしか見えないんだよな。どう見ても黒柳徹子じゃない。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ナム太郎[*] 水那岐[*]

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