[コメント] ピンポン(2002/日)
実はこの話、スマイルが主人公だと思ったのは自分だけなのか?[テアトル新宿/SRD]
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
苛められっ子だったスマイル。ペコに卓球を教えられたスマイル。いつもペコの後塵を拝してばかりだったスマイル。
でも、インターハイ予選でペコがアクマに負け、そのアクマがスマイルに負けたことで、ペコ<アクマ<スマイルという関係(逆転現象)になってしまうのがこの話のミソ。つまりそれまでずっとナンバー2だったスマイルが、ペコが一旦卓球をやめてしまったことで急にトップという立場に立たざるを得なくなる。
トップでいることに慣れていない上に心の準備もできていないスマイル。その苦悩、そしてペコの復活で「やっぱりオレにはオレらしいポジションがちゃんとあるんだ」と気づくまでの過程がストーリーの焦点、と見切ったのだが、どうだろう。
こんな話、結構好きだな。個人的にトップよりもナンバー2が好きだっていうこともあるのだけれど。
まあそんな深読みしなくても、ARATAがマジかっくえー、というだけでもアリかな。
あ、ちなみに原作は未読です。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (10 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。