[コメント] スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
やっぱり、歴代SWの中でも、こんなにツッコミどころが多い作品もない! 劇場には笑いに行くべきだよ!!
●クライマックスとなる、ヨーダの格闘シーンはなんなんだ!? (他にも書かれている人いっぱいいますが……) さらに凄いのは、さんざっぱらライトセーバーで戦った後、「よっこらしょ」とばかりに杖を持って歩いた瞬間ですな(笑) 「あんなに激しく動けるんなら、杖ついて歩く必要ないじゃん!!」と驚愕ですよ! それ以前にアナキン! お前、クライマックスの大事なシーンで、いきなり腕斬られて寝てるんじゃないよ! 何しに来たんだ! オイシイところ、みんなヨーダに持って行かれたよ!! このバカアナキン!! と叫んでしまったのは自分だけではあるまい。
●わりと冒頭。アミダラを暗殺しようとした飛行ドロイドを追いかけるため、なんと「窓を突き破って空に飛び出した」オビ=ワン! お前、バカか!? あれは度肝を抜かれたなあ。その後、エア・スピーダーで助けに来たアナキンに対して「遅い」だってさ。ひでー師匠だよなあ。
●母親のシミを助けに、砂漠にあるタスケン・レイダーのキャンプへ行ったアナキン。ライトセーバーで穴を開けたテントに、いきなり母親がいた! なんか、いきなり都合がいいぞ! しかも、息子に会った瞬間、すぐ死んでしまう母親シミ。いきなり死ぬなよ! しかもぜんぜん、死ぬ理由がわからん! あのテントでなにをされていたのか説明しろよ!!
●この作品の重要ポイントである、アナキンとアミダラのラブストーリーだが……お互いに、好きになる理由がまったくわからない!! ドラマとして、好きになるきっかけをちゃんと描かないと。こんなに説得力のない恋愛があっていいのか!! いきなり「ブチュー」っとやられてもなあ。
●その前に、アミダラもひどくて、ナブーの地でアナキンが言い寄ったとき、ジェダイに恋愛は御法度ということで「だめよ」と拒絶するが、それなら、あんなに背中の開いた、露出度の高い服を着るなよ! エロ度が高いだろう! 興奮させといて拒絶はヒドイ!! (それにしてもナタリー・ポートマン、いい女になりましたね)
●闘技場での、ものすごい銃撃シーン。誰1人、流れ弾に当たるジェダイがおらず、血も流れてないなんて、リアリティなさすぎ!! これがP・バーホーベン監督だったら、もっとバンバン弾が当たって、アリーナが血の海になってるよきっと!!
●細かいところを突っ込めばまだまだありますが、最後に。この作品のサブタイトル「クローンの攻撃」……ぜんぜん、カミーノにいたクローンたちが活躍する前に話が終わっているじゃん!! エピソード3に続かすなよ!!(……と、見終わったときに思ったけど、後からパンフ等で調べたら、あのクローン軍は、闘技場のバトルでヨーダが連れてきた軍勢だったとな! そんなの、観てるときはわからないって!! ちゃんとわかるように演出しろって!!)
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