[コメント] 友へ チング(2001/韓国)
語り部Aと友人B、友人Bと友人C、この間に友情は成立して見えるが、AとCの間に友情がない。したがって、
A―B間の友情を語るときは朴訥な述懐者として、B―C間の友情を語るときは想像力豊かなストーリーテラーとして語る語り部A、どちらもそれなりに手堅く聞かせるが、実はまったく異質な魅力である。つまり、語り部の人格に信頼が置けないという不思議な効果を産み出してしまった。斬新な演出のつもりでやっているのかもしれないが、常識的に言えば、基本がなってない。
75/100(04/12/02記)
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