[コメント] ムーラン・ルージュ(2001/豪=米)
ついて来れない人には大変申し訳ないが、21世紀型の娯楽とはこういうものではないか。いやあ我々夫婦は笑ったよ。周りは笑ってなかったけど。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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もう、ひたすら笑わせていただきました。
舞台は1900年のパリだというのに歌われる曲はビートルズ以降の「みんなが知っている曲」が中心で、その選曲はほとんど「三宅裕司(SET)と伊東四郎の歌コント」(知らないかなあ?)に近いベタボケ路線。
なにしろ歌が出てくるたびに「こんな曲使うかあ?」と笑えてしまうのだ。 ショーのシーンにおける高揚感は「ブルース・ブラザース」、ストーリー展開は「つかこうへい」、でも「おれたちひょうきん族」のコントにも似たアホらしさがまた素敵。さらに意味ないくらい豪華なセットと何だか「ブレードランナー」「未来世紀ブラジル」みたいな世界観を構築しているCGがまたいい(画面を揺らしながらの急激なズームアップは最近のコンピューターゲームを思わせるものもある)。 とにかく「馬鹿馬鹿しいことにこそ手間とカネを惜しまない」娯楽はこうでなくっちゃ。
コメントは自分のサイトより転載させていただきました。
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