[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
作中、マークが婚約したことを新年のパーティで知らされるシーンがあった。思わず涙した。こんなすれ違い、少し前に経験したばかりだったから。
先日私は失恋した。好きだった人が婚約し、この年末に結婚するという。2月頃私は、彼にアタックするかどうか迷っていた。元彼の友人と言うことと、私が元彼と別れて2ヶ月ぐらいしかたっていなかったこともあり、結局もう少しのんびりいこうと思っていたら、3月に彼女が出来、結婚が決まったとのこと。それを先日、本人から聞かされた。あの時アタックしていたら、少しは状況が変わったかな、いや変わってなかったかも...といろいろ考えたけれどあとのまつり。彼は彼女を「運命の人だ」と思っていたし、今こうなってしまったものは変えようもない。泣きたくても涙が出なかった。
映画の力を借りて泣こうと思い、ビデオ屋さんに行ったもののなぜか借りたのは香港映画で泣くより笑うようなもの、本の力を借りようと思っても、なぜかエログロ系のマンガを買ってしまうアホな私。このアホさかげんが私らしいのかも...(笑)なんて思いながらとりあえず気持ちをごまかしていた。
そんな時、「ひょっとしたら共感できるタイプの映画かも」と思って借りたのがこの映画。笑いながら観ていたら.....やっと泣けた。思わず自分と重なった。ただブリジットと違うのは、私が想いを伝えていないことと、それがために彼が私自身のことをどう思っているのかが不明のままと言うこと、か。
最後ブリジットはマークとめでたくハッピーエンドになる。私の場合、もう彼とは無理だとしても、私なりのハッピーエンド(現実世界でハッピーエンドっちゅうのはあり得ないとしても)を目指そう!と思っている。映画を最後まで見終わった私はけっこう前向きになっている。彼女の素直でめげないところ、見習いたい。
この下半期、頑張って素敵な彼氏、見つけてやる!
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