相手を評価するのによく使う容姿、身長、学歴、年収、社交性、表面上の性格（これを社会的ステータスと呼ばせてもらう）・・・こうゆうのって自分が相手を選ぶボーダーラインを示す指標に過ぎないのではないか？と思っているのだ。例えば各項目を５点満点にした場合に全部5点でないとＯＫしない人もいれば全部１点でもいいから容姿だけは５点を要求する人もいるだろう。

しかしこれで恋愛対象になるわけではないのだ。これはフィルターであってここからの＋αが重要なのだ（これを特殊値と呼ばせてもらう）。それは色々だろうけどサッカーで同じＪチームが好きとかツーリングが好きとか同人誌が好きとか趣味のほうで一致する場合や学校の帰りに子犬と遊んでるのを見てドキューンとなったとかあるだろう。

ブリジット本人は社会的ステータスのフィルターで落とされやすい人だ。そのレベルを上げる努力もしてない＆そのわりに相手にはしっかりフィルターかけてるし。しかし相手の男性は社会的ステータスに固執するタイプではないので彼女の天然な部分に大いに惹かれるのだ。さてブリジットを美人で頭が良くてしっかり者のＡ嬢（だけど特殊値でもうひとつな人）と数値で比べてみよう。

社会的ステータス値でモテル確率　Ｘ　特殊値で恋に変わる確率

Ａ嬢の場合　80％Ｘ10％＝100人中8人恋の虜可能（男友達は多い、が恋までいきにくいタイプ）

Ｂ・Ｊは　　20％Ｘ50％＝100人中10人ゲット！（彼氏候補は少ないけど恋に陥る可能性高い）

あくまで仮想値だがこと恋愛となるとこういう可能性も出てくる。もちろんＡ嬢が特殊値が高ければブリジットを圧倒出来るがそうそういないし、そういう人。問題は他の方も言っているように社会的ステータスと特殊値には何の関わりもない所。要はどっちの値も低い人もいるからあんまり 真に受けると痛いかもしれない、この映画。

ところでこの前まで日本中を熱狂の渦に巻き込んだワールド・カップ、日本代表。このチームにも上の式が当てはまる。どうも日本の国民性だと思うんだが黄金の中盤ばかりちやほやされてそこが重要だという風潮だ。これは社会的ステータスに当てはまる。で、ボールをキープすることばかりに熱心になりすぎて最後のゴール手前（特殊値）だけやけに弱いのだ。

これはＡ嬢のパターンである。ブラジルのように70％Ｘ70％＝49人とまでいかなくてもいいからＢ・Ｊ的サッカー（言っちゃ悪いが韓国）も見直して良いのではないか、と思うのだ。

結論。日本はもっと特殊値を認め更に上げる努力をすべし。ジーコに期待。何をよ？