[コメント] チアーズ!(2000/米)
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いきなり関係ないけど、そらオリンピックも日本人なかなかメダル取れないワケだわ、と思いましたね。やっぱり奴らは「華」あるもんね。アジア系でも、中国人はアクロバティックな面を追及して、「驚き」というジャンルを確立してるけどさ。まぁ、オリンピックまで話飛ばさなくても、去年見た『ウォーター・ボーイズ』と、カラダといい、ダンスといい、同い年の物語とは到底思えん。
え〜、話戻して、この映画かなり好きです。
始まってすぐ、主人公の彼氏の笑顔に「おバカ〜」とニタニタしてしまって、「ああ、これは<そ〜ゆ〜>映画なのね」と腹を決めれば、後は奴らとノルだけでございます。話なんか、もうマンマ予定調和なんですが、<そ〜ゆ〜>のを見に来たワケですから、覚悟を決めましょう。
まあ、実は、不肖サイマフ、奥様方もびっくりのパッツンパッツンのスパッツをはいてエアロもこなすので、この映画でもサイドに押しやられながらチョッピリ触れられるチアボーイたちの複雑な心境もクイっと心に引っ掛かるものがアリなので、かなり大甘に見てしまうのカモ。
いや、踊るって、ホンット〜に、いいもんですよ〜。
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注意:以下、ネタバレあり
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あと、ちょっと感じたことを二、三書きましょう。
キルスティン・ダンスト嬢は本来ならヒール役な顔やと思います。ただ、あの頼りなさげな愛い立ち方、特にちょっとすぼめた猫背気味の肩が、例えば『アメリカン・ビューティー』のあの女の子みたいな、まんま悪役から脱出できた要因なのではなかろうかと。
ちなみに、僕がこの映画で一番気に入ってるのは、クリフがくれたメッセージ・ソング(名曲!)をトーランスが聴きベッドの上で踊りまくるシーンと、トロス・チームが全国選手権大会決勝戦での演技前に士気を高めるため手を合わせ"trust!"って叫ぶシーン。「ああ、やっぱり『信頼』なんだなあ」と思わず涙ぐんちゃった。("trust"についてのゴタクはトム・クルーズ主演映画『ザ・エージェント』で軽く触れてます。)
それから、勿論、あのダンス。サイコー!
あと、これはカフカのすあま様に是非教えて頂きたいのですが、原題の"Bring it on"は「成長する」と「性的興奮させる」のダブル・ミーニングなのでしょうか?(→後日、別の映画を見ていたら、"bring it on"で「かかってこんかい!」ってな感じで使われてましたから、きっとそういう意味でしょうね。深読みしすぎでした。)
[京都みなみ会館/1.2.02]
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