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[コメント] 修羅雪姫 怨み恋歌(1974/日)
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★4私刑されベスト菌打たれ放火されて犬猫墓地に葬られる明治の御代のアナキスト。梶芽衣子が代表したものは藤純子とは真逆だった。現代劇の軟体的な敏八らしさはなく竹を割ったような作劇。カット割らずに顔アップをパンで繋ぐキャメラが格好いい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3内容的に1作目と比して何が違うわけでもないが、鈴木達夫のカメラが素晴らしい美術と相まって寺山的猥雑さを醸し出し、役者のコラボも一線級の面構えを揃えて「男騒ぎ」な華々しき重厚。正直この映画には勿体ない位。 (けにろん)[投票(1)]
★3復讐という強い意志が貫かれていた前作に比べると、さすがに物語としてのパワーダウンは否めない。悪くはないのだが。[Video] (Yasu)[投票]
★4実質的には原田芳雄主演「怨み恋歌」みたいな感じ。岸田森の怪演が光る。 (TM(H19.1加入))[投票]
★4ペストでは死にたくない。(06・6・05) [review] (山本美容室)[投票]
★3復讐を終えた雪(梶芽衣子)の次ぎのテーマは、「逃げる」ではなく「前進する」だ。冒頭の息を呑む移動撮影に始まり、全編通して留まることはあっても決して退くことなく前へ進み続ける雪の姿を執拗に捉える鈴木達夫のカメラがそれを雄弁に語っている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3梶芽衣子様、また反体制映画ですか!?。梶芽衣子の衣装が微妙に地味になっているのが残念。やっぱり白の着物がいいなぁ。 (すやすや)[投票]
★3政治、敬意、愛情。いろいろな物を取り込むことで雪の復讐がどんどんと濁っていく。これはこれで面白いのだけど、行きずりの人の怨みを晴らすのであれば、その手法は『必殺!』の方が長けている。今作には前作で最も重要な要素であった「運命」がないんです。 [review] (Myurakz)[投票(1)]
★4主題歌は引き継いでほしかった。 (ガラマサどん)[投票(1)]
★3原田芳雄伊丹十三吉行和子岸田森といった強力な助演陣を得て、前作よりパワーアップ。梶芽衣子も前作より美しい。しかし、相変わらず笑えるシーン満載。['04.1.24浅草東宝] [review] (直人)[投票]
★4石段をゆっくりと降りてくる修羅の雪、表情は無い。煩いハエを追い払うかのようなその手には光るドス。そのドスに魅入られたかのように男達が切り刻まれていく。鮮血に染まる殺人マシーンの登場。 [review] (sawa:38)[投票(2)]
★4この映画の美術、脚本、撮り方、そして音楽全て秀逸。 これは隠れた名品だ!! 梶さんの表情も素晴らしい。 (k5001)[投票(1)]
★3権力者による理不尽な弾圧に、追い詰められた「キチガイ犬」たちが牙を剥く。 単なるエログロだった前作とは段違いの面白さ。 何より、逆手斬りで男どもをバッタバッタと薙ぎ倒す芽衣子姐やんに惚れ惚れ。 ★3.5 (たかやまひろふみ)[投票(1)]
★4カラーでロケ撮なら宮川一夫をも凌駕する(!)天才鈴木達夫。反政府脚本書かせたら右(左?)に出るもの無しの豪腕長田紀生。薄まったかと思われた愛は吉行和子が一手に支えます。 [review] (町田)[投票(2)]