[コメント] チャップリンの 黄金狂時代(1925/米)
・・・意外に塩味利いてそうな靴。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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靴食いやニワトリの追っかけシーンをはじめとした前半は、ホントに笑うに笑えない。極限状態の人肉食いというのは、スラップスティックな芸で笑い飛ばせるほど単純なものではないと思うのだが・・・。
ラストもあまりに哀しい、というか夢がない。女がチャップリンに情が移り始めたトコロで、億万長者であることが分かってハッピーエンド。人柄だけじゃ生活成り立たないってコトなんだろか。だったら中途半端に情を見せないで、「結局はカネがモノいうんだよ」みたいなブラックな笑いに徹してくれた方が、どれだけセイセイすることか・・・。
見せ場たっぷり。でも頑張れば頑張るほど、哀しさがにじみ出てくる。根っからの道化役者なんだなぁ、と思うことしきり。ニクめはしないんですが。
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