[コメント] マルコヴィッチの穴(1999/米)
ビデオの表紙から想像する面白さ加減はYMOの似たようなジャケから想像する面白さ加減と大差なしだった…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
穴に入る場面までが平坦な丘をピクニックしているような気分だったのでその絶壁さ加減に驚いた。これと同じく本人が入ってしまう、という場面。やっと崖を登ったと思ったらまた絶壁が!ここまでのペース配分は好きだ。
しかし結果としてこの中盤でのW絶壁がこの映画のペースだと観客に思わせたのはちょっと辛い。正直、凄い期待してしまった。「これはとんでもない(けわしい)山だ」と。
であるから後半は
いっそのことサル(名前なんだっけ)が縄を見て過去を思い出したシーンから延々とサル・ストーリーやってエンド・ロールとか
マルコビッチ本人が自分の穴から出てきて「訴えてやる!」って脅した所から法廷物に一変。「マルコビッチの穴は誰に所有権があるのか」をくそ真面目に議論しても良かった。最後はマルコビッチの感動的な演説があり『シックス・センス』ばりの重厚な音楽をバックにエンド・ロールとか
とにかく中盤までの世界観を壊してしまうオチが欲しかった。
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