[コメント] フレンチ・カンカン(1955/仏)
俺にとって映画とは”ジャンプ”であり、芸術だろうがエンタメだろうが、それが出来ているか否か、出来るか否かが重要なのである。これは至高の芸の数々が、究極の演出のもと撮り収められた至福の映像作品。ルノワールの重層的・立体的画面造型、その躍動感にひたすら酔いしれるべし。
他の面子がギャギャー言い合っている窓の外で、フランソワーズ・アルヌールがスキップしながら階段のところまで行って、手摺に足を乗せて滑り降りてゆくシーンが最高です。
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