★3 | 「アナタハン島事件」に着想を得た戯曲の映画化、川島雄三のブラック喜劇だ。島の朝、森繁久彌とフランキー堺が起きる場面から始まる。二人は皇族の兄弟。森繁の好色と、やんごとない台詞回しが笑わせる。戦前戦中なら不敬罪じゃないか。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 川島監督の心の内を覗くようなカオスな作り。これで心の整理を付けたんだろうか? (甘崎庵) | [投票] |
★0 | 史実の過密着パロディなのだから、アナタハン島事件について何も知らないで点数をつけるのはフライングなのだろう。機会を設けて勉強したい。森繁を圧倒する宮城まり子の怪演が素晴らしい。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | おむねにおしり、おさわり無形文化財森繁がフィルムに残ってる!昭和天皇口調。慰安婦VS職業婦人の女性内部闘争。♪悲愴4楽章南洋風。荒唐無稽が面白い反面やはり荒唐無稽。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★3 | 風刺はある。あるし効いてる。効いてなきゃこの映画も味が落ちる。でも映画の印象は全然違う方向へ。お見事! ☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 天皇制、沖縄、原水爆といった政治的なテーマを考えながら観るよりも豪華なキャストの演技を観る方が面白い。['03.9.3ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人) | [投票] |
★2 | 設定は面白いが社会風刺としても恋愛喜劇としても突き抜けたものがなくダラダラと続く印象。森繁の物真似演技は面白いが、フランキーのキャラは悲しいほど平板。 (町田) | [投票] |
★3 | 川島監督、この作品のテーマはいったい何ですか? ごった煮が過ぎて何がなんだか分かりません。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | どうも「社長シリーズ」と印象が重なる程度の作品と思われ。 (しど) | [投票] |
★3 | 川島映画では二枚目と来ればこのひと三橋達也だか、とんでもない役で登場し呆気にとられる。
というか全編呆気にとられっぱなしの怪作で、一応天皇制/沖縄/原水爆など政治的なテーマを扱っているのだが、出演者全員「わけがわからなかった」らしい。
森繁久彌、フランキー堺、桂小金治といった後期川島映画を支えた芸達者に加えて宮城まり子、岸田今日子、八千草薫、春川ますみと、川島映画には余り出てこない人達の芝居がまた面白い。 (さいもん) | [投票(2)] |
★3 | 無人島に漂着しても宮家。やりたい放題。でもぬけてる。それは宮家の一番外れだから?轟の太りっぷりも頼もしい。妙な面白さのある怪作。 (入江たか男) | [投票(1)] |