[コメント] この道(2019/日) - 更新順 (1/1) -
北原白秋は「万歳ヒットラー・ユーゲント」(!)も作詞した戦争協力者。しかし本作は彼が国家主義に傾倒した期間をまるで検閲に引っかかったかのようにすっぽり省略し、しかし無視する訳ではなく周辺人物に嘆かせる。この珍しい作劇は何なのだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
北原白秋ってこういう人だったんだ―とよく分かった。やはり、一種の天才という印象だ。唯、その紹介だけに終わった感じがする。ホンとして、各挿話にもう少し突っ込みがあってもよかった、と思う。3.5点 (KEI) | [投票] | |
もはや過去の人となりうる白秋の伝記映画だ。タッチも悪くなし、じっくりと日本の古き時代を映像で追う。でも映像の奥底から見え隠れするはずの切実なるテーマが見えてこない。佐々部は全く吠えない。爪を隠すな!血のりをどっと出せよ。いい子が描いた昭和前史のよう、、。 (セント) | [投票(1)] |