[コメント] たかが世界の終わり(2016/カナダ=仏)
ヴァンサン・カッセルの見事なキレ芸による不協和音を楽しむだけの心の余裕を持たず観てしまったのがよくなかったのかもしれないが、この映画もまた私的な世界を普遍に昇華できていないと感じる。駄作とは思わんが、端的に言ってつまらんのだ。
突如大音量で流れ始めるBGMはよしとするにしても、延々と続くアップカット切返しによるダイアログは嫌い。
時代設定はいつ頃なんだろう。題材的には’80年代後半〜’90年代か。’89年生まれのドランからすれば関心を惹かれるのもわからんでもないが、正直古い。
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