★3 | 尾行は二重生活じゃないし「どちらが自分か判らなくなる実存」を描くのなら主役は西田尚美でないとおかしい。何か間違えてないか。冒頭の「人を尾行するのが習慣になった」なるソフィ・ガルの引用には人を行動に駆り立てる悪意があり秀逸なのだけど。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | つまり、もっともらしい顔をして哲学を語りたがる中途半端にいやらしい映画より、一見ものすごくいやらしいだけのようで実は内なる哲学がスパークしちゃうような、たとえば(秘)色情めす市場のような映画のほうがみなさんお好きということですね?
(tredair) | [投票(2)] |
★3 | 知らない人を尾行して、その人の「秘密」を知るって行為に若干ながら興味を持ちました。が、 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★3 | 尾行シーンに面白みや緊張感がなく、哲学教授の役回りもみえみえでサスペンスとしていまひとつ。鍵となる「秘密」にも驚きが足りず、もったいぶった哲学問答が上滑りする。「秘密」の魅力とは虚と実のギャップであり、その隙間に垣間見える悲しみや邪悪のはず。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 透徹された冷えた情感が良い。が、彼女が行為を通し何を得て何を失したかはホテルでの告白でも所詮わからぬ三百代言で長谷川に仮託された爆裂も寸止めで雲散霧消。代わりに付加されたリリー・西田パートの孤独地獄。味わい深いが物語は拡散した。 (けにろん) | [投票(3)] |