[コメント] 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010/日) - 更新順 (1/1) -
「浮く」…ということは、この映画の主題なんだと言ってもいいんだろう(恐らくは)。言葉が、体が、心が、あるいは“物語り”そのものが宙に「浮く」。その浮遊感から着地して、歩いていけるその為には、「君」が〈!〉必要。たとえそれもまた「嘘」に過ぎなくても、何度でも、何度でも。 [review] (鷂) | [投票(3)] | |
観ていて生理的にイライラするのは、扱っている題材のおぞましさのせいではなく、計算なのか稚拙なのか判断しかねるアプローチの不統一さのせいだろう。このどうしようもなく厄介な話に、どう落とし前をつけるのかだけが知りたくて観続けたが、案の定はぐらかした。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
やっぱり台詞がよろしくない、恥ずかしい。それは私にとって映画への没入を阻む障害だ。染谷将太でさえ台詞を自分のものにできていない。奔放な語りに見えて「映画的」を獲得することにかけては過去の模範に則りすぎている印象も受ける。けど田畑智子さんがとびっきり可愛く撮られているので堪忍したい。 [review] (3819695) | [投票(1)] |