[コメント] エグザイル 絆(2006/香港)
オープニングシーンに痺れた。ドア越しのカット。対峙する4人の脇をすり抜ける運搬車(下り坂なのがいい!)。距離感と時間、両面での「間合い」が堪らん。レオーネの映画みたいだ。
この時点で物凄く期待した。その後5人がおもむろに協力して家財道具を運び込み始める弛緩への展開もよかった。
が、その先、まったく趣味ではなかった。やはり個人的に銃撃シーンというものに映画的魅力を感じないのである(完全に趣味の問題です)。たぶん身体性と接触性の欠如が好きじゃないのだ(だったらこんな映画観るなと言われると返す言葉もないけど)。銃撃戦が始まるや眠くなってしまう。通底する青臭さも、あんまり趣味じゃない。空き缶やプリクラには苦笑するしかなかった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。