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[コメント] 翼に賭ける命(1958/米)
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★4素晴らしいモノクロのシネスコ映画。飛行機が並ぶ俯瞰カットから始まり主要登場人物が紹介されるタイトル・バックで既に見る快感に溢れる。その後も、とびっきりカッコいい構図の連続。シネスコにおける人物の仰角カットのお手本がある。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4凋落の人生を生きている曲芸飛行の親子たちを静かに見守る新聞記者。4者の感情のもつれあいが抜群の構図感覚の撮影で色濃く浮かび上がった。陰影の豊かな画面から立ち昇る閉塞感は、カタルシスの予感を一片も感じさせず手に取れそうな実体感がある。 (ジェリー)[投票(1)]
★4ここまでかっこよくシネスコを使いこなしてみせた映画が他に何本存在するだろうか。遊園地の遊具、パレードの喧騒といった本筋とは無関係な部分が画面に歪みを形作り、瞬間瞬間をよりダイナミックにする。全編を覆うペシミステックな空気はフォークナーによって強められたものか。 (赤い戦車)[投票]
★3実にアメリカ映画らしい作品だが、各々のキャラクター設定が少し希薄だ。構図的にはラヴァーンを巡る男達という見方が出来るが、その男どもを一人ひとり見て行くと・・・。 [review] (KEI)[投票]