もう、みーーーーんなＯＫ！　みんなハッピーになりましょうよ。シェアしましょう。

ビッグプロジェクトだから、まあ余程「作家魂」を主張しなけりゃ「作品」にはならないだろうな。可哀想にマイケル監督はスティーブンに首根っこ押さえられているから、俺の「作品」を作るんだと言えなかったんだろう。だからちょこちょこ撮りたい画だけとって後は我慢。そんな感じ。

テーマがなかったり、筋が破綻していることより、作り手のWANTSが感じられないところがなにしろ酷い。みんなが自分の領分で好きなことをやってるせいで、思いがなくなってしまっている。市場価値の水準を保ちながら、実は観客不在の商品だと思う。だから誰に向けられて作られたのかわからないような出来になっているんだと思う。

私はとにかく子供に見せたかった。こんなにイキイキとロボットが暴れまわる体験を味わわせてやりたいと思った（そういうものをかつて渇望していた子供だったからだ）。だったら彼女と交配したがってるとか、童貞だとか、オナニーがどうとかなんていれないでくれっての。あれは誰がシェアした分なんだ？　おまえそんなに言いたかったか？