★4 | 渥美・北村対決の緊張感は、失って初めて判る、戦後日本のつっかえ棒だっただろう。これを伝えてくれる裏「男はつらいよ」。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 渥美清が突きつけられた現実。それは、お国のためであろうがなかろうが、死は、決定的に生と断絶しているということだったように思う。 [review] (G31) | [投票] |
★3 | 渥美清の入魂作。北村和夫が煙草の明かりでぼっと浮かび上がるプロローグなんていい雰囲気だし、各挿話で撮影は頑張っていると思う。しかし今井正という人は見事にスタイルのない人だ。だが本作も彼らしいスケベな視点は健在。吉田日出子が脱ぐ必然性なく脱いでいる。(勿論脱ぐ必然性なんて不要なわけですが。)あと北村は怪演。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | この作品をリメイクするなら是非主役はビートたけしにお願いしたい。 (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 渥美清の温かみあるキャラクターを全否定するような空しい話に憂鬱になった。
[review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★2 | 真摯な映画だとは思う。しかし、数は多いが深みに欠けるエピソードの単調な羅列は、語られ終えたはなからどんどんと印象が薄れ、語の焦点が遺族たちの遺恨物語と西山(渥美清)の贖罪物語の間を彷徨い続ける。シナリオも演出も中途半端感が否めない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★2 | 正直、ガッカリ。松竹カラーである人情物にしたいのか、今井正流のリアリズムな作品にしたいのか、どっちつかずな印象。今井×渥美が合ってないのが、一番の敗因。脇が豪華なだけに残念。['06.7.30] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 戦友の遺書を届け続けるという行為は、結局誰の為だったのか?誰もが不幸になるというジレンマ。ラストのショットの静かだが強烈な静止画に、はっと驚く。そして、このタイトルの秀逸さが響くのだ。今しばらく余韻が欲しい作品である。 [review] (sawa:38) | [投票(2)] |