★4 | 確かに全ての登場人物が類型的に過ぎるかも知れない。ただそういったマイナス面を差し引いても本作は傑作だ。姫田真佐久と安藤庄平による見応えある画面造型。私が見た吉永小百合の中でも一二を争う可愛らしさ。そして、あゝこの映画も紛れも無く西部劇なのだと諒解する時の感動。
[review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 姫田によって、さりげなく写し撮られた野山や川の瑞々しい風景が、因習に捕らわれた地方生活者の心の奥の純朴さを暗示して、この類型的な成長物語に類型以上の力を与えている。これこそが映画の力だ。吉永も愛らしく、ドタバタ劇も楽しいではないか。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | 吉永が最高に輝いている時期を姫田真佐久が上手く切り取っているのはいいのだが、脚本の人間描写の薄っぺらさは如何ともし難い。哀しみの頂点に於いて吉永が浮かべる微笑のような悲哀の表情は雄弁ではあるのだが…。 [review] (水那岐) | [投票] |
★1 | ここまで田舎を馬鹿にした作品も珍しい。これはエイリアンとのファーストコンタクトものとして観るべきなんじゃないか? [review] (甘崎庵) | [投票] |
★1 | 田舎の人間を無知蒙昧の輩として図式的に描いているのが腹立たしいことこの上ない。都会の人間がみんな知的で洗練されているわけじゃないし、田舎モンだからって漏れなく莫迦とは限らないんだぞ![Video] (Yasu) | [投票] |