[コメント] 東京の暴れん坊(1960/日)
これは楽しい!コメディーパートをリードする大物政治家小川虎之助(槍の使い手大政のパロディ!)とチンピラ近藤宏(こちらは森の石松か?)のギャグのキレが抜群。そのノリに共振するように、小林&浅丘のお約束コンビのマンネリ感が吹き飛んで実に新鮮。
タイトルロールも小粋で好い。一方、当時はカッコ良かったのでしょうが、清水次郎長になぞらえたフランス留学帰りの青年(小林旭)が、泥臭いコブシ回しで七五調のモダン歌謡を朗々と披露するギャップは、失礼ながら60年後のいま観るととても滑稽で、それだけで笑えるのもまた“新鮮”だったり・・・。他の『暴れん坊シリーズ』もぜひ観てみたいです。
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