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[コメント] 黄色い風土(1961/日)
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★3薄気味悪い人物を描くことの好きな石井輝夫に、まだその萌芽はない。しかし、原作に沿って手際よく課題を整理していく主人公を活写したオーソドックスな職人性が発揮されている。ロケ先の空気感、警察や新聞組織の臨場感も良く出ていた。 (ジェリー)[投票(1)]
★3大慌てのダイジェスト版推理劇で途中で筋を追う気が失せたのだが、スタッフ・キャストが旧軍嫌いなことだけはたいへんよく判るところで、元祖『野良猫ロック』なトンデモ収束が素晴らしかった。鶴田浩二の造形は後年の「男たちの旅路」を想起させるいい味がある。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3「カイザー・ソゼ」真っ青の真犯人にも驚いたし、前半の如何にも清張らしい構成とムードやリアルな60年代の情景は堪能したが、終盤は展開で語るに疲れ大雑把な日活ニューアクション風味になってしまった。そういった詰めの甘さが石井輝男ならでは。 (けにろん)[投票(1)]
★2春田、倉田、奥田、村田と似たような名前に混乱するし、人が死にすぎだし、偶然の大盤振る舞いにもだんだんウンザリしてくるが、最後のワケわからん展開を見るにつけ、こういうB級清張映画なのだと割り切れば楽しめないこともない。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★3こんな都合のいい展開があってたまる訳はないが、丹波編集長がゴーサインを出して誠実漢(しかし何処か変な)鶴田浩二が攻めまくるのだから、いいでしょう。☆3.4点。 (死ぬまでシネマ)[投票(2)]