[コメント] バロン(1988/英=独)
奇想天外な妄想を大金を投じて描くギリアムの心意気は買うが、暗澹たる悪夢のイメージを具現化したのではない分、冗長な子供だまし劇に出来上がっている感は否めない。ギリアムの本領は、『ブラジル』のようなビター風味の大人向け作品にあると感じる。
ヴィーナスのユマ・サーマンは結構ハマっていたのと、これだけの妄想を具現化したイマジネーション能力は侮れないので甘めの3・5点。
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