[コメント] ぼくんち(2002/日)
少年は故郷を棄て女は故郷に回帰する。寺山的或いは黒澤『どですかでん』的邑社会に纏わる出入りの物語は多分に形骸的だが特筆すべきは観月ありさ。生なピンサロ嬢も神々しき慈母性も同時に存在そのものが体現。これが要となって物語を担保した。
(けにろん)
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