★5 | 映画の宣伝文句で「ティム・バートンのように奇想天外で」とか書かれていたが、もっとぶっとびながら、ユーモアとスリルとファンタジー溢れる傑作です。話がどう転ぶか判らない展開は、2時間あっという間でした。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★4 | ルメートルの凄惨をルルーシュ的サクサク大河話法で語り微妙なのだが、多くの枝葉が尽きせぬ感興を喚起して厭きることはない。フシギちゃんを配して尚ファザコン的帰結に至るジュテーム国らしからぬ意外。俯瞰ショットの要所での使い方も適宜で巧緻。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 状況は過酷かつ反逆的で、どのシーンもシビアかつパワフルに描かれるのだが、全体は飄々として実に軽やか。登場人物の心情や背景(未読だが原作は膨大なのだろう)が過不足なく伝わってくる脚本も的確なのでしょう。心情を多弁に語る“仮面”の造形も美しく楽しい。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 冒頭から真俯瞰とヒッチコックが羨むような移動撮影。クラシカルな回想形式で、塹壕戦から突撃シーン、爆撃シーンの顛末は良いと思う。特に、中尉プラデルの登場は、塹壕の奥の乏しい光の中に、葉巻の煙で表現される。この辺りはとても期待させるものだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |