[コメント] サイド・ストリート(1950/米) - 点数順 (1/1) -
ふとした出来心から地滑りのように降りかかる災厄だが身重の恋女房の慎ましやかさが更生を促す愛すべきは小市民な人間観。悪徳弁護士と刑事に反復応用される小道具としての電話など小気味良いテンポと随所の仰角アングルが効いたマン演出はタイトで闊達。 (けにろん) | [投票] | |
ニューヨークのみずみずしい活写が実においしい一編。下層都会生活者の哀切さの表現が成瀬巳喜男的な、と言っていいほどに生々しい。その中でも極私的にはジーン・ヘイゲン扮する売れない歌手のエピソードが最も泣ける。 (ジェリー) | [投票] | |
NYの空撮でクレジット。警部補役のポール・ケリーのナレーションが入る。銀行で大金を引き出すビジネスマンや郵便配達員が映るが、ちゃんと筋に絡んで来る。この郵便配達員がファーリー・グレンジャーで主人公。 [review] (ゑぎ) | [投票] |