★4 | 最初の30分で結末が見えてしまう気がするのだが、それでもキム・ギドクは最後まで、やる。やりすぎても、その世界を語ることをやめない。 (SUM) | [投票(2)] |
★4 | 韓国版(というかキム・ギドク版)『フルメタル・ジャケット』もしくは『キャッチ22』という印象を受けた。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 最初キム・ギドクの素材ではないのではないか、と思って見たがすぐそれは打ち消された。人間が勝手に作った敵という想念に邁進される空しさ、そんなつまらないものに命さえ落とす人たちの体制への憎しみをギドクお得意の粘着質のある演出で見せてくれた。
[review] (セント) | [投票] |
★3 | 刃で身体を分断するのではなく、突き刺す。それが、ギドクの方法。 2013年10月3日DVD [review] (ねこすけ) | [投票(2)] |
★3 | 標的を見失った憎しみの物語。女の憎しみは延々と海岸を彷徨い続け、敵へと向けられていたはずの男の憎しみは、根拠をなくしたあげく海岸を彷徨うことすら拒絶される。人間が一旦抱き、それを生きる目的として抱え込んでしまった憎しみのなんと重苦しいこと。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 狂気に至った刃は、しかし敢え無い幻として空回りすることなく、それでも人の体に突き刺さった。それが韓国のリアリティ、あるいはキム・ギドクのモラルなのだろう。 (鷂) | [投票(1)] |
★3 | 社会的メッセージと、ミステリ/スリラー的趣向の所為で、従来のギドク節が四散し、エグイだけの悲惨な作品になってしまった。 [review] (町田) | [投票(1)] |
★3 | チャン・ドンゴンがキム監督作品への出演を熱望してこの企画が生まれたということらしいのだが、そのせいなのか「ドンゴンの映画」という印象がどうにも強い。「カン上等兵の話」じゃなくて「ドンゴンの話」なんだよな。言うならば。[Video] (Yasu) | [投票] |