セントさんのコメント: 更新順
ぼくらの落第先生(2003/韓国) | コメディなんだが、題名から窺い知れるようにヒューマンだと分かっていて観客は見ているわけである。で、結果その通りなんだけど、 [review] | [投票] | |
盗られてたまるか(2002/韓国) | 全くマンガである。設定が奇抜で笑うに笑えぬぐらいマンガである。悲しいほどそれに徹している。 [review] | [投票] | |
ちゃんこ(2005/日) | 「しこふんじゃった」と設定はほとんど一緒だったが、女の子が主役というのがちと面白い。でも、全体に硬いし、ユーモアも少ないから作品としての幅が狭い感もある。惜しいなあ。 | [投票] | |
キサラギ(2007/日) | 完璧なミステリー、と言っていいのではないだろうか。それぐらい、ミステリーの定番を行っている。舞台劇のような気もするが、5人がそれぞれアイドル女性を通して解体され、また連帯感を持つまでの展開はすばらしい。原作、脚本の勝利とも言える。 [review] | [投票(3)] | |
バッシング(2005/日) | 意外と芯のある映画で、上映中は全く退屈しなかった。こういう人間の深部に直接入り込み切り刻むテーマは見たくないものを無理やり見せられるようで、人間はどちらかというと避けたいというか、引いてしまいたい分野なのである。 [review] | [投票(2)] | |
NOWHERE ノーウェアー 情け容赦なし(1999/韓国) | 実はこの監督の映像描写は結構好きだ。「デュエリスト」はむしろ大胆な映像表現だけで持っていると言っても過言ではないぐらい鮮やかだった。 [review] | [投票] | |
ガラスの使徒(2005/日) | どうもお金をかけていない演出振りが最後まで気になってしまったが、主役にまで入ろうとする唐十郎の思い入れは映像には露出していたのではないだろうか、、。 [review] | [投票] | |
きみにしか聞こえない(2007/日) | 満員電車でこの原作を読んでいて流れ出る涙をどうしようか、とうろたえていたことを思い出す。乙一は僕の好きな作家の一人である。ほとんど読み尽くしている。現代で、人の心の一番清らかなところを描いてくれている。いつも、はっと目が覚める思いがする。 [review] | [投票(5)] | |
月の輝く夜に(1987/米) | よく出来た映画で、俳優、演出、テーマすべてがどんぴしゃに決まった映画だと思う。ニューヨーク、月、イタリア系、家族、恋、老い、死、アングロサクソンから見たらどうか分からないけれど、文明批判も底ではうずいており映画としては完璧ではないか。 [review] | [投票] | |
絶対の愛(2006/韓国=日) | ギドクはいつもシンプルだ。テーマは剛速球。それでいて、人生の深淵を追求しているのでぐいぐい観客を引っ張る強さがある。今回は意外や古くて新しいテーマ「愛」である。しかも、顔という一番俗っぽく、とは言うものの重要な部分を執拗に追い詰めている。 [review] | [投票(1)] | |
マジシャンズ(2005/韓国) | 95分、同じカメラでのワンカット映画というのを初めて見た。どうしても演劇的映画になってしまうが、それでも監督以下スタッフの執念は画面から執拗に届いていた。 [review] | [投票] | |
アナーキスト(2000/韓国) | 見てすぐに雑な演出にかなり驚いてしまう。また、上海占領時の日本軍が完全悪役扱いなので、歴史的解釈もへったくれもなく、アクション映画ならそれに徹すればいいものを、 [review] | [投票] | |
あるスキャンダルの覚え書き(2006/英) | 結構演出も緻密で、展開もスピーデーなんだが、内容がかなり低俗だ。こういう映画を見ていると、何か好奇心だけがものすごく膨張した人間になるようで、とても不快だ。 [review] | [投票(3)] | |
ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ) | 一個人が国家権力から逃げ、逆の真相をつかむために、対抗していくさまをスリリングに見せた秀逸アクション映画だ。 [review] | [投票(3)] | |
プレステージ(2006/米=英) | 相変わらずストレートに見せてくれないストーリー展開には少々苛立つも、まあ今までの作品よりはかなり分かりやすくなってはいる。 [review] | [投票] | |
ウール100%(2005/日) | この映画、ほんとキモイ。これは女のひとの、どろどろした赤い感覚が最後まで映像を通してこちらに伝わってくる。男の僕にはまるっきり入り込めない、イヤーな不快感があります。 [review] | [投票] | |
あしたの私のつくり方(2007/日) | 市川準、風采は老人めくが、意外やまだ50台の監督なのであります。だが、市川準が思春期の女の子の繊細な心理をテーマにする映画を撮ると聞いたとき、どこまで入り込めるんだろう、と思ったのも事実です。 [review] | [投票(2)] | |
監督・ばんざい!(2007/日) | 北野武の映画を僕たちは見に行くために映画館に足を運ぶわけである。別にビートたけしのお寒いギャグ連続を見るためにスクリーンを眺めているわけではない。 [review] | [投票(2)] | |
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド(2007/米) | 毎回いつも見てしまっている。でもだんだん、気になり度はテンション的には下がっていると思う。まあ、自分の年齢を考えればテンションが上がるはずもないが、それほど今回がシリーズのラストであるとの認識もなく、見た後もまだまだ続きそうな感じだなと思う。 [review] | [投票(2)] | |
しゃべれども しゃべれども(2007/日) | この映画は現代劇で秀逸な演出を見せてくれる平山秀幸の最新作、というだけで期待してしまったが、見始めてあっと気づいたのは僕が「落語まるでダメ人間」だということであった。 [review] | [投票(4)] |